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沖縄 クセがすごい!ソウルフード

更新日時: 2023.4.10

沖縄のごはんといえば、沖縄そばやゴーヤチャンプルー、タコライスですが、今回は沖縄県民も好き嫌いが分かれる、沖縄のクセがすごい!お料理をご紹介します。

【ヒージャー汁】

ヒージャーは山羊のことで、ヒージャーの肉、骨付き肉、内臓などを大鍋でじっくりと煮込み、匂いの強いフーチバー(よもぎ)やンジャナ(苦菜)を入れ、塩味で仕上げる料理。

独特の味と強い臭いが特徴で、好き嫌いが分かれる料理ですが、ヤギ肉はさばいたらなるべく早く食べるのがおいしいと言われていることから、人々が大勢集まって食すことが多く、そのため、親類縁者の祝い事、棟上げ・新築完成祝いなどで振る舞われます。

ヒージャーは、県外ではあまり見かけない食材であるが、沖縄県では、"ヒージャーグスイ(ヤギ薬)"として珍重されてきた栄養価の高い食べ物で、 体を温める効果や病気やけがをした際の回復薬として親しまれてきました。現在は医学の発達にともないその側面は衰退し、伝統的な食文化として愛されています。

これを書いている私も沖縄に移り住んで一年半なのですが、「ヒージャー汁食べれるよ~」と地元の方に言うとよく驚かれます。(笑)

塩をかけて食べるととっても美味しいのですが、ついついかけすぎてしまうので、かけすぎにご注意を。

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【ターンムディンガク】

「ターンムディンガク」は田芋をきんとんのように甘く練り上げた料理です。田芋は沖縄の特産品で、水のきれいな水田で栽培される里芋の一種で、水芋とも呼ばれ、沖縄県では「ターンム」と呼ばれ親しまれています。親芋の周りに子芋や孫芋が育つことから子孫繁栄の縁起の良い食材とされ、お祝いの料理には欠かせない食材。沖縄県産の田芋は独特の香りと粘りが持ち味で、特にお正月やお盆などに使われます。店頭では生ではなく、蒸した状態で販売されていて、全国でも沖縄県が有数の産地で、金武町や宜野湾市の大山が有名。

スーパーでもよく販売されていますのでヘルシーデザートとして買ってみてくださいね!美味しくて腹持ちもよくておすすめです。

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【血イリチ―】

「血イリチー」はその名の通り血を使ったイリチー(炒め煮)。

地元の人もなかなか食べられないレアなお料理。

豚の血のなかに、豚肉、にんじん、かまぼこ、きくらげなどのいろいろな具材を入れて炒め煮にした珍しい一品です。

体の悪い部分と同じ豚の部位を食べて治す食事療法「以類補類」の思想に基づき、血を補う貧血予防の薬としても用いられています。ハレの日に用いられる料理で、旧正月の前に神仏に供えるほか、法事の料理としても振る舞われます。

ネーミングと見た目がインパクト大なお料理で、こちらも癖が強いお味。私は一度食べて、もういいかな・・と思いましたが(笑)、なかなか出会えないお料理なので、出会う機会があれば試してみてくださいね!

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【ナーベーラーンブシー】

「ナーベーラー」はへちまのことで、「ンブシー」は豆腐や野菜と豚肉を味噌で煮込む煮物と汁物の中間位の料理。へちまはゴーヤーに次ぐ沖縄夏野菜の代表格で、本島の中央、南風原町が日本屈指の産地。県外ではへちまというとたわしやあかすりのイメージがありますが、沖縄では、若くやわらかいヘチマを使うので、ほんのりとした甘みと軟らかい口当たりの野菜として使われます。「ナーベーラーンブシー」は中火でじっくりと煮るとどろっとした甘い汁"ドゥー汁"、が出て絶妙なおいしさに仕上がるため"ドゥー汁"を適度に出すことがコツ。

少し青臭い風味があるので、私はよくカレーに入れて食べています。食感はナスのような、食物繊維もたっぷりで便秘改善におすすめです。また、ヘチマはほとんどが水分で、カロリーも一本あたり40kcalとダイエットに適した食材です。

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