TOP » BLOG » 置き配が主流となり宅配ボックスの需要は減少か?
更新日時: 2022.10.28
オートロックマンションでは宅配ボックスが当たり前のように設備として取り入れられていて、一戸建てもポスト下部に宅配ボックスがついている住宅も多くある昨今ですが、宅配ボックスへの配送よりも「置き配」を希望する居住者が86%にのぼることが、アンケート調査により明らかになりました。
独自のキーテクノロジーを提供する株式会社ビットキーは、総戸数の約1割分の宅配ボックスを設置した大規模分譲マンションで「置き配」の実証実験を行い、置き配を希望する世帯が86.0%、宅配ボックスを希望する世帯が7.5%との回答を得ました。
実験は7月19日~8月5日の期間に行ったもので、実験参加世帯は98世帯そのうち対象荷物の置き配があり、かつアンケートに回答した81世帯分を有効回答としました。
対面受取と宅配ボックスとを比べた結果は、宅配ボックスが便利と答えたのは90.1%となり、便利ではないとの回答が7.4%ありました。
置き配について今後も継続して利用したいかについては、利用したいが95.0%の結果となりました。
継続したい理由としては
・再配達の手間が省ける-89.6%
・宅配ボックスまで取りに行く手間が省ける-80.5%
・在宅していても応答できないことがある-51.9%
といった結果でした。
置き配と宅配ボックスとの比較では、置き配が86.0%となり宅配ボックスを選択した7.5%と大きな差となりました。
置き配を希望する理由としては
・宅配ボックスから受け取り後かさばる・重たい荷物がある-86.0%
・宅配ボックスが満杯の場合は再配達になる-11.0%
・宅配ボックスに入らない荷物がある-3.0%
といった回答が得られました。
先日掲載したブログではマンションに求める設備として宅配ボックスが最も要望の多い設備とのデータもありましたが、実際に住んで使ってみるとボックスより大きな荷物は再配達になってしまう、ボックスが満杯で受け取れない、ボックスから室内に自身で運ぶ手間などからコロナ禍で普及した【置き配】を希望する声が実住の方からは多いことがわかりました。
個人的に同感ではありますが持ち去られる事件などは全くないのか?ということが気になる部分ではあります...中身や価値がわからない以上盗まれる心配もないということなのでしょうか?(笑)
こうして実際に住んで設備とし利用してみないとわからないことは多々あります。
食洗器もよく話にあがりますが実際食後に食器を全てそのまま食洗器に入れて洗浄すると汚れの残りもあるので、洗ってすすぎから食洗器を利用する。または洗ってすすいで乾燥だけを食洗器でするという方も多いのではないでしょうか?
このことは住宅設備のみならず周辺の住環境も同様のことが言えます。
価格や室内ももちろん大切ですがその部分だけを重視するのではなく設備や住環境、周辺施設なども広い視野で見て総合的に考える必要があります。
そしてその総合的なポイントが高い物件こそが【資産価値の高い物件】といえるでしょう。
そういったサポートもVILLAエージェントはしっかりと提案させて頂きます。
物件のことのみならず周辺環境や周辺施設についても遠慮なくご相談いただけたらと思います。
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