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沖縄「セカンドハウス」と「別荘」の違いは? 融資は?賃貸、民泊に使える??

更新日時: 2022.7.28

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沖縄で需要が多いセカンドハウス。東京、大阪、北海道など県外を拠点として、南国沖縄でのデュアルライフを送りたい方で、購入資金としてローンを組みたい方からのご相談が多いので、一度、セカンドハウスと別荘の融資面を説明します。

<セカンドハウスと別荘の違い 1 環境面>

セカンドハウスは、定期的(週1回レベル)に利用する生活の拠点を意味します。年に数回、旅行。避寒目的での利用はセカンドハウスにあたりません。

セカンドハウスとは、その言葉通り、自宅の他に所有するもうひとつの家。別荘のようにオーシャンビューなどのリゾート環境にある場所だけでなく、自宅の近くや通勤場所、テレワークに利用できる行き来が便利な場所も該当します。

東京から、毎週末家族で寛ぐための葉山や伊豆など車でも3時間以内で行ける気軽に利用できる拠点もセカンドハウスとなります。

<セカンドハウスは、賃貸、民泊などの事業に利用できるか? 3>

沖縄でセカンドハウスを購入する方から一番多い相談が、セカンドハウスローン(住宅ローン)利用した後に、自分が利用していない間に賃貸、民泊など収益事業ができるか?です。

答えは、Noです。

住宅購入のローンを利用した場合は、自己使用以外は利用できません。

収益利用が判明した場合は、一括返済を求められるケースもあります。最近は調査が厳しく、住宅に停まっている車のナンバー、台数などもチェックされることもあります。

もちろん、自己資金で購入した場合は賃貸、民泊など運用が可能ですが、セカンドハウスとしての税制上の軽減は受けられません。

民泊、賃貸などで収益運用したい場合の融資は、不動産投資ローン、アパートローンなどの別の融資商品になります。

<セカンドハウスと別荘の違い 2 税制面>

別荘とは「日常生活の用に供しない家屋又はその部分のうち、専ら保養の用に供するもの」のことをいいます。つまり、沖縄に旅行時に利用、避寒など「日常生活を送るための家ではない保養のために使っている家」になります。

しかし、生活の一部として沖縄に所有している家で、毎週、最低毎月1日以上を居住に使っていれば別荘ではなく

遠距離通勤者が職場の近くに所有している家屋で平日はそこに居住していたり、週末をご家族と過ごすために所有している家については、最低限毎月1日以上の居住に使っていれば、別荘ではなくセカンドハウスになります。

つまり、保養のために使うのが別荘、メインの自宅以外でも、「毎月1日以上、日常生活のために使っている住居」がセカンドハウスです。

セカンドハウスの場合は、メインの自宅と同様に、税制上の軽減措置が受けられる場合があります。

セカンドハウスと認められると、購入した住宅物件の固定資産税、都市計画税、不動産取得税が軽減措置の対象になります。※別荘に税金の軽減措置はありません。

軽減措置の詳しい内容は別ブログへ

<セカンドハウスと別荘の違い 3 融資商品>

【セカンドハウスローン】

・沖縄の銀行も利用できる

セカンドハウスとしての購入に、大手ネットバンク含め、沖縄の銀行にもセカンドハウスローン商品が利用できるケースがあります。

・住宅ローンに近い金利で借りられる

銀行のセカンドハウスローンの融資条件は、住宅ローンの融資条件と大きな違いはありませんが、住宅ローン

・ローン審査が厳しい場合がある

セカンドハウスローンは、今利用している住宅ローンに合わせて借入をするケースは、収入条件などの審査が厳しく、高い収入基準を設けている傾向にあります。

セカンドハウスローンは、住宅としての利用なので金利等の優遇がありますが、別荘は、事業用ローンなど住宅ローン以外の融資となります。

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【沖縄県内で利用できる銀行のセカンドハウスローン】2022/7/25時点情報

・沖縄銀行 個人向けセカンドハウスローン

加入する団体信用生命保険(団信)によって条件が違いますが、一般利用であれば,満20歳以上71歳未満まで申し込みができます。利用条件は、勤続3年以上で税込み年収が150万円以上。借入金額は100万円以上1億円以内で、3年以上40年未満の返済が条件です。また、会社役員、自営業の方は、申込時に会社の3期分の決算書の提出などが必要です。(仮審査の場合は、必要ないケースもあります)

・琉球銀行 セカンドステージローン

沖縄銀行のセカンドハウスローンの融資条件とほぼ同じ内容になりますが、借入金利が違うケースがあります。利用できる方の年齢は、満20歳以上満65歳以下、82歳未満に返済が終わる人です。会社役員、自営業の方は、申込時に会社の3期分の決算書が必要になります。(仮審査の場合は、必要ないケースもあります)

・みずほ銀行 セカンドハウスローン

沖縄県内に唯一の大手銀行 みずほ銀行利用のセカンドハウスローン。県外で既にみずほ銀行とのお取引がある方は、審査も比較的スムーズです。借り入れ条件は、他行と大きな違いはありません。みずほ銀行が契約している団信加入が認められ、保証会社の保証を受けられること。日本国籍か永住許可を受けている外国人であること。

借入可能額は50万円以上1億円以内。返済期限は1年から35年以内。変動金利、固定金利方式の好きな方を選べます。

・鹿児島銀行 住宅ローン

県内唯一の他県地方銀行の鹿児島銀行。借入時に満18歳以上満71歳未満で、完済時に満82歳未満。原則団信加入。融資金額は100万円以上2億円以内。

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<お問合せ>
お電話:098-869-3575

メール:infovilla@villa-property.com





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