TOP » BLOG » Economy 2021年 沖縄不動産・観光の状況 沖縄の不動産価格現状 2

BLOG

Economy 2021年 沖縄不動産・観光の状況 沖縄の不動産価格現状 2

更新日時: 2021.2.14

2021年2月の沖縄不動産・観光の状況1では、沖縄全体の観光産業から影響を受ける不動産市況についてレポートさせていただきました。今回は、沖縄の都心部?沖縄県内買換え、移住、セカンド、投資対象となっている戸建て、マンション物件についてお話させていただきます。

-一般購入者向け物件価格に大きな変動はない?人気のエリアの現状は?-

戸建、戸建て用地、新築中古マンションはどうでしょうか?リモートワークが当たり前となり新しい仕事、生活スタイルが定着されつつある今は、沖縄の不動産購入者も少し変化があり、移住を希望するだけ方だけでなく、リモートワーク先として第二の自宅兼オフィスが欲しい方、コロナで海外との行き来ができないので海外不動産からの買い替えなどの需要も出てきました。経済環境が良くないので当然、今までより安く購入できるのでは?と期待される方も多いのですが戸建て、マンションなど新築、中古物件問わず皆さんが期待しているように価格の大幅な減少は昨年末までは起きていませんでした。

移住者の方に人気の西海岸道路でさらに那覇市内、空港へのアクセス、パルコなどのショッピングセンターにアクセスが良くなった「宜野湾エリア」、アメリカの西海岸のテイストあふれる「北谷 ハンビー・アラハ、砂辺エリア」、沖縄生活慣れ、沖縄ハードリピーターに人気の「読谷エリア・真栄田岬エリア」、ラグジュアリーホテルエリアが集まる「恩納村エリア」、古宇利島など北部観光人気増でビラ民泊が増えてきた「今帰仁、本部、古宇利エリア」などは売り物件は出ていますが大幅な価格減少はなく、好立地物件はすぐ成約をしています。

-沖縄都心部?那覇、浦添、沖縄市の新築マンション-

リゾート、移住者向け物件とは違う沖縄在住者向けのマンションは、低金利、銀行からの積極融資もあり、定借物件も含め多くのマンションが販売されましたが、2019年から離島を含めた不動産事業者への開発資金融資が厳しくなったこと、新型コロナウィルスの第2波でGo To トラベルが中止となった年末年始以降、新築マンションの約20-40%が県外者が購入していた新築マンションの値下げが話題になっています。値引きは500万円から大きいものでは1,000万円。立地がいい物件でも完売までの期間が長くなってきました。価格が4,000万円を超えてくると県内の方の購入が所得融資限度額からも厳しくなってくるためです。但し、移住者にも人気の北谷エリアの新築マンションの億越え最上階のスピード成約などからも移住者の人気エリアでの県内融資が必要ないセカンド・投資不動産需要はまだまだあります。

次回は事業者向け収益物件についての沖縄不動産の状況をお伝えしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Takeshi Satoblog05-1.jpg

また、メンバー登録していただくとまだ市場に出ていない物件情報、不動産市況のレポートも閲覧できますので是非メンバー登録を!



カテゴリー

最近の投稿

月別記事

page top