TOP » BLOG » Economy 2021年2月の沖縄不動産・観光の状況 1

BLOG

Economy 2021年2月の沖縄不動産・観光の状況 1

更新日時: 2021.2.13

「インバウンド海外観光客、不動産購入者減少の現状」

-負け組勝ち組の明暗が分かれた2020年-

2020年3月以降沖縄の産業を支えてきた観光産業=インバウンド海外観光客。対前年比△約642万人。△63.2%。ほぼ「0」と言ってもいいレベルの厳しい状況が続いてますが、昨年は時期、地域、宿泊施設によって大きな違いがありました。2020年9月は、那覇市内などビジネスホテルが宿泊稼働率を35%を切るホテルもあれば、Go toの恩恵もあり前年稼働を超える稼働率95%のリゾートホテルもありました。コロナ禍においてすべての宿泊事業者が厳しいという状況ではないようです。コロナ過で宿泊者を失い売却を余儀なくされているホテルと海外に行けない富裕層をここ沖縄でしっかり取り込んでいるホテルなど様々です。また、本島北部、離島(宮古島など)の宿泊単価が5万円前後のVillaタイプの戸建宿泊施設も2019年度前年比を超える稼働率を上げた施設も多かったのもこれからの沖縄の宿泊投資ビジネスのターニングポーントになりました。

-コロナ過での不動産流通 2月に入り一般のお客様・投資不動産問合せが増-

沖縄外国人観光客の多くは、韓国、中国、台湾、香港のアジア地域をターゲットとしていたホテル宿泊施設、お土産屋、料飲レストランなどはメディアで報道されている通り、休業、閉店、倒産とかなり厳しい現実です。不動産も観光も兼ねた不動産視察も多かったため、台湾、中国、香港などからの土地・建物の購入者も激減していましたが2月に入り、コロナ感染者減もあり沖縄不動産の問い合わせが昨年2020年9月の時と同様増えてきました。ホテル開発事業者、不動産投資企業・個人の方の沖縄不動産投資が再度動いてきたようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は戸建、マンションの沖縄不動産市場レポートです。

Takeshi Sato

メンバー登録していただくとまだ市場に出ていない物件情報、不動産市況のレポートも閲覧できますので是非メンバー登録を!

「沖縄観光・不動産市況参考データ」

<沖縄県入域観光客統計概況 令和3年1月26日発表 沖縄県>
https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoseisaku/14734.html

<沖縄県不動産鑑定士協会 沖縄県の不動産市況>
http://www.fudousan-kanteishi.okinawa/doukou.php

<国土交通省 地価公示・都道府県地価調査 沖縄>
https://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?TYP=1&TDK=47&MOD=2

20300.jpg





カテゴリー

最近の投稿

月別記事

page top